熊本県産カンキツ新品種「ゆうばれⓇ」初出荷
1月11日、JAたまな中央みかん選果場で、熊本県産カンキツ新品種「ゆうばれⓇ」の初出荷セレモニーが行われました。式典では、JA熊本果実連橋本明利代表理事会長や熊本県農林水産部竹内信義部長などによるテープカットや試食会が行われ、関係者約50人や熊本県営業部長兼しあわせ部長のくまモンが参加し初出荷を祝いました。
「ゆうばれⓇ」は平成17年に熊本県農業研究センター果樹研究所で「はれひめ」と「あすみ」を交配して開発されました。鮮やかな橙色の外観で、あふれるような果汁で内皮が薄くて食べやすいのが特徴です。「熊本の熊(ゆう)」と「空に美しく輝く鮮やかな橙色の夕日」をイメージし名付けられました。
同連橋本会長は「消費者の皆様に認知され、かわいがられる商品になると思います。国消国産運動の一環としてもゆうばれを大きく育て、果樹生産量を増加させていく所存です」と述べられました。
当日は4トン選果され、1月13日・16日に東京・大阪・熊本等で約8トンの試験販売を行います。「ゆうばれⓇ」はJA熊本果実連の登録商標(2022年10月7日登録) で、再来年から本格的に販売を展開します。